解約
ミュゼプラチナムは、会員数271万人、全国に191店舗ある美容脱毛サロンの人気店だが、2015年10月に、ミュゼプラチナムを運営する株式会社ジンコーポレーションが任意整理に入り、11月には、株式会社RVHからの資金支援を受けました。

その後、ミュゼプラチナムは株式会社ジンコーポレーションから切り離され、株式会社RVHに譲渡することになりました。

株式会社RVHは、資本金16億円、東証二部上場で、様々な事業を展開しており、主力は法律系士業の広告のようで、他にIT関連、システム開発などを手懸ける企業です。

任意整理に入った時からも、これまで通りに営業を継続しており、ミュゼプラチナムの譲渡時期や、店舗閉鎖の有無、会員が支払った料金の取り扱いなどについて、株式会社RVHの担当者は、「まだ、基本合意したばかりで何もお話できない」と公表しているので、これから先どのように展開していくのか、まだ不安な状況といえます。

このような状況のためか、そうではないかはわかりませんが、解約の仕方について、話題が集中しているみたいなので、ミュゼプラチナムの解約方法を説明します。(2015年12月14日現在)

ミュゼプラチナムの解約システムは、解約に伴う違約金や手数料はなく、解約による返金期間は最後に脱毛施術をした日から2年以内であれば適用可能です

返金額の算出方法は、支払い総額から施術を消化した金額を清算金とし、店舗で解約手続きする際に確認してください。

契約期間内に脱毛施術を一度も行っていないコース・プランの解約については、支払った金額の全額が返金されますが、全身コースやハイジニーコース、キャンペーンのセットコースなどについては、複数個所でコース1回分とみなす契約なので、コースに含まれる箇所を1箇所でも施術した場合、コース1回分を消化したとみなし、解約時の返金対象となりません。[支払い総額-(1回あたりの料金×利用回数)=清算金]

ミュゼプラチナムの全額返金保証については、「両ワキ美容脱毛完了コース」の契約のみ対象となり、そのコースの契約日から1年以内に解約されたものが可能です。

尚、全額返金保証は、一人1回限りとし、全額返金後に再度、そのコースを契約する場合は完了コースではなく、6回コースのみの契約しかできません。

解約手続きの手順は、契約をした店舗での手続きになるため、まずコールセンターに電話して、解約することを伝え来店予約をします。

電話では会員番号、解約理由を聞かれますが、アンケートみたいな簡単なものなので、「脱毛が完了」「予約が取れない」などの理由で構いません。

支払い方法が、クレジットカードか、現金払いなのかで返金方法も変わるようですので、事前に確認しておき、来店するときに必要なものは、身分証明書、銀行印、通帳、カードで支払った場合はそのカードを持参します。(現金での返金はしていません。)

クレジットカードの場合の返金は、カード会社からの返金になるので、店側には、いつカード会社に売上げのマイナス処理をするのかを、確認しておくことと、その後カード会社にその処理が届いているかの確認電話をしておいた方がいいと思います。

また、現金で支払った場合の返金は、口座振込みまたは送金サービスのどちらかによる方法で返金されますが、返金されるまでの期間は送金サービスの方が早いみたいです。