脱毛サロンに通い始めたけれど、様々な理由から途中で解約したい！となった場合、そんな時は一体、どうすればいいのでしょうか？
まず、契約時に契約書と利用規約等が記載された書面を貰っているはずですので、その書面に目を通しましょう。
「クーリングオフ」、「中途解約」…この２種類の文字が記載されていると思います。
しかし、「クーリングオフ」も、「中途解約」も、方針や対応方法は脱毛サロンごとに内容が違います。
この記事では「中途解約」に関して説明していきます。
中途解約は可能というサロンが多いですが、返金出来るかどうかに関しては、どの程度施術が進んでいたか・契約プラン・契約時の取り決めにより返金額は異なってきます。
また、契約時の取り決めにより、「返金０」という脱毛サロンもあります。
中途解約の条件も法律的にはクーリングオフと一緒で、期間が１ヶ月、金額は５万円を超えるものが対象となります。
しかし、中途解約もクーリングオフと同様に多くの脱毛サロンが少額なコースから適応しています。
キャンペーン格安コースでも中途解約出来る脱毛サロンはたくさんあります。
しかし、中途解約出来るかどうか等の方針に関しては店舗ごとに違うため、契約する前に必ず確認しておきましょう。
また、中途解約はクーリングオフと違い、解約損料(違約金)を支払わなければなりません。
既に成立した契約を途中で解約するのは、消費者にも非があるためです。
これは法律上の権利のため、ほとんどの脱毛サロンで適応されています。
脱毛サロンによっては解約損料(違約金)を支払わなくていい店舗もありますが、少数です。
では、解約損料(違約金)についてですが、下記に記すように法律で上限が定められています。
- 施術を受ける前であれば「２万円」
- 施術を受けた後であれば「既に受けてしまった施術料金」＋「２万円または残金の10％に相当する額のいずれか低い額」
上記に記したように法律で定められていることです。だからといって、消費者に優しいか？と言えば、決してそうではありません。
記事の最初にも記載したように、「クーリングオフ」にせよ、「中途解約」にせよ、脱毛サロンによって方針も対応方法も異なります。
そのため、無料カウンセリングの際に「解約」をする場合の手続き方法や、返金の有無などに関しては必ず、納得がいくまで確認するようにしましょう。
「解約」は、契約して、施術を受けてしまってからでは遅いのです。
契約をする前に、「解約」をしてしまった場合の対応方法をきちんと確認しておくことで、より安心して脱毛サロンに通えるようになるのではないのでしょうか？
